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研究開発・生産体制
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テクノセンター
AREホールディングスグループの技術を統括する組織として、テクノセンターがあります。技術部門のスタッフはテクノセンターに集結し、それぞれの専門性を磨き情報を共有することで変化する貴金属リサイクル市場をリードし、「貴金属の再生高度化」「新手法の確立」「生産性の高い工場建設」を円滑に進めています。
社会の発展に必要不可欠な資源を枯渇させず、かつ脱炭素などの社会課題を解決するため、不断の研究と最新設備の導入により循環型社会を実現していくのがテクノセンターです。テクノセンターは研究開発部、生産技術部の2部門で構成され、若手社員の比率が高くエネルギーあふれる活気に満ちた組織です。

1998年に竣工されたテクノセンターは、自然豊かな神戸市西区のハイテクパーク工業団地にあります。2023年には建設後25年が経過したためリニューアルを行い、太陽光パネルと省エネ機器導入により建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)において「★★★★★」の評価を取得しました。
新設の建物ではなく築年数が経過した建物において省エネルギー性能表示を取得した建設物は、市場において希少であり特徴的ポイントです。

部門紹介
研究開発部
既存事業の高度化と新事業の創生を担う
プロセス開発部門
研究開発部は、研究グループ、開発グループ、分析グループの3グループで構成され、AREホールディングスグループ全体の技術を支えています。
研究グループ、開発グループ
常に社会のニーズを先取りし、新技術の開発と蓄積された要素技術の応用を通じて、新製品、新事業の創生に努めています。
- 貴金属・レアメタルの分離・精製技術
- 貴金属成形加工技術
- 脱炭素化技術
- 水素・重水利活用技術

分析グループ
当社グループの分析機能の中枢として、最新分析機器と高度な分析技術で多岐にわたる企業活動を支援しています。また、お客様の信頼を確実に保持し、高める役割を担っています。
- 新規分析技術の開発
- 各工場分析グループの技術指導
- 貴金属製品の品質分析
- 工場排水などの環境分析
- 環境計量証明事業
また、貴金属分析技術において、公益財団法人日本適合性認定協会(JAB:Japan Accreditation Board)より貴金属元素に関する重量分析技術についてのISO/IEC 17025試験所認定を取得しております。詳細はこちら。

知財グループ
テクノセンターでは、1998年の開設以来、貴金属、およびレアメタルの分離・回収・加工、廃棄物の無害化処理・再資源化の分野において数多くの独自技術を生み出してきました。これらの技術は国内外で広く活用され、貴金属リサイクル事業、環境保全事業の成長に貢献しました。知的財産部門では、これらの独自技術を特許として出願し、特許権を確保・維持しています。また、商標・意匠についても出願・管理を行っています。
特許出願実績(累計)92件(2025年3月31日現在)

生産技術部
大型建設工事からIT保全まで
一気通貫で担うエンジニアリング部門
生産技術部はテクノセンターを中心に、坂東工場と尼崎工場に駐在拠点を配置し、AREホールディングスグループ全体の<設備設計>、<設備導入>、<ITを活用した設備保全>を主導しています。
設備設計
独自の技術により開発されたプロセスを生産設備とするため、研究開発部と連携し基礎設計から工場導入までを見据えた設備開発を行っています。エンジニアの創造と挑戦が、生産性の高い工場建設に繋がっています。

大型建設設備
建設においては、最も環境性能の高い水準であるZEB(Net Zero Energy Building)を採用し、環境に優しく地域貢献の高い工場建設を進めています。
設備導入では最新技術を積極的に取り入れ、自動化・IT化により生産性の高い工場建設を実現しています。
坂東工場 総敷地面積:57,000平米
- 甲子園球場(38,500平米)の1.5倍
- 第1期:2022年4月操業開始
- 第2期:2025年4月操業開始


保全体制
「保全」=「現場作業」という認識は時代と共に変化しています。上位機器から端末機器までがEthernetで繋がる坂東工場および、アメリカユタ州のソルトレイク工場では、テクノセンターとタイムリーに情報が共有できる体制を整備しています。


生産体制

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坂東工場

【敷地面積】38,000㎡
【処理アイテム】- ・触媒(未使用触媒、廃触媒)
- ・洗浄(蒸着・スパッタリング装置や部品に付着する貴金属)
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長野工場

【敷地面積】2,800㎡
【処理アイテム】- ・洗浄(蒸着・スパッタリング装置や部品に付着する貴金属)
- 東京本社
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尼崎工場

【敷地面積】13,800㎡
【処理アイテム】- ・洗浄(蒸着・スパッタリング装置や部品に付着する貴金属)
- ・表面処理(使用済みメッキ液やエッジング液、貴金属含有フィルターや樹脂)
- ・E-スクラップ(使用済み&未使用基板、CPU、プリント基板)
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福岡工場

【敷地面積】6,500㎡
【処理アイテム】- ・洗浄(蒸着・スパッタリング装置や部品に付着する貴金属)
※対象拠点にカーソルを合わせますと工場の概要を御覧頂けます。
グループクオリティ
国内外から高い評価を受ける確かな品質と環境への高い取り組みを誇り、
金属資源のリサイクルを通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。
社会的信頼に裏付けられた高い品質
国際的に認められた貴金属ブランド
金・銀はロンドン貴金属市場協会(LBMA)が、プラチナ・パラジウムはロンドン・プラチナ・パラジウム市場(LPPM)が、製品の品質や貴金属の分析能力、責任ある調達などの審査に合格した精製会社を「グッド・デリバリー・リファイナー」として認定していま す。アサヒメタルファインは金・銀・プラチナ・パラジウムについて、アサヒリファイニング(USA・Canada)は金・銀について、グッ ド・デリバリー認定を受けており、世界の市場で信頼を得ています。 グッド・デリバリー認定を維持するためには、定期的な品質・技術審査以外に、OECDガイダンスに基づいた「責任ある金・銀 のガイダンス(以下、LBMAガイダンス)」、「責任あるプラチナ・パラジウムのガイダンス(以下、LPPMガイダンス)」と呼ばれる デューデリジェンス・ガイダンスに準拠し、第三者機関による監査を毎年受けることが要求されています。 近年のLBMAガイダンスでは、紛争鉱物、人権侵害、マネーロンダリング、テロ資金供与、不正取引などの防止に加えて、環境やサ ステナビリティに係る社会的責任を果たすことも求められるようになっています。 また、アサヒメタルファインならびにアサヒリファイニング(USA・Canada)は、責任ある鉱物イニシアチブ(RMI)より、責任ある鉱物保証プロセス(RMAP)に適合した紛争鉱物不使用の金のリファイナーとしても認定を受けています。

品質保証の国際規格「ISO9001」
当社グループでは、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001を取得し、お客様のニーズに応える高品質な製品とサービスを安定的に提供しています。製品やサービスの品質保証を徹底し、顧客満足と継続的な品質向上に取り組んでいます。
試験の国際規格「ISO/IEC 17025」
ISO/IEC 17025認定取得により、貴金属分析の精度と信頼性が国際的に証明され、顧客に対して一層高品質な分析結果の提供が可能となりました。
環境への高い取り組み
環境保全の国際規格「ISO14001」
次世代への責任として、地球環境を守るための取り組みを強化しています。当社ではISO14001の取得を通じて、環境負荷の低減と地球資源の保全に向けた持続的な改善活動を実施しています。産業の未来を支えるパートナーとして、環境に配慮したサステナブルな事業展開を推進しています。
ZEB認証の取得で脱炭素社会に貢献
さらに、当社はZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)認証を取得し、事業活動のあらゆる場面で脱炭素社会への貢献を目指しています。省エネルギーと再生可能エネルギーを積極的に活用し、CO₂排出の大幅な削減を実現。持続可能な未来を見据えた環境配慮型の事業運営を行っています。
UL2809検証(※)
当社が製造するシアン化金カリウムは、100%リサイクル金を原料としていることについて、UL Solutionsにより検証されています。製品製造を通じて地球環境保全に取り組み、持続可能な世界の実現に貢献しています。
※UL2809:米国UL Solutions社によって規定された再生含有物の環境性能検証手順であり、組織や事業者が製品中リサイクル材料の割合を自己宣言することに対し、第三者による検証方法を定めています。
UL Solutions社HPより参照
Environmental Claim Validation | UL
https://www.ul.com/services/environmental-claim-validation-ecv


